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【苦しそうな咳や「ガーガー音」が聞こえたら?|小型犬が気を付けたい気管虚脱】

愛犬がよく咳をするようになったり、「ガーガー」「ゼーゼー」という音を立てて呼吸をしたりして、苦しそう…。
こんな変化は、空気の通り道が平らにつぶれてしまう「気管虚脱」のサインかもしれません。
気管虚脱はチワワやポメラニアンといった小型犬や短頭種に多く見られ、加齢や肥満、遺伝的な要因などが重なって起こると考えられています。
呼吸のたびに気管がつぶれてしまい、元通りにはならないため、早めに動物病院で確認してあげることが大切です。
診断ではレントゲン検査などで気管の形状を詳しく調べ、症状の進行度に応じた内科的ケアを検討します。まずはお薬で咳や炎症を落ち着かせて、喉への負担を抑えていきます。
また、治療と並行して、ご家庭でも気管の負担を軽減する工夫が必要です。
暑さで呼吸数が増えるとデリケートな気道粘膜への刺激となるため、室温を適切に保ち、落ち着いて過ごせる環境を整えましょう。
さらに、喉の周りの脂肪は気管を外側から圧迫して症状を強めてしまうので、食事管理を通じて理想的な体重の維持を心がけてください。
当院では、検査の結果から各ご家庭に合った環境の工夫についても丁寧にご説明いたします。「愛犬が息苦しそう」と感じたら、お早めにご相談ください。
